夜のジェスチャー月がグレープフルーツなの。 グラニュウ糖が舞い降りる、夜空。 マッシロな樹木は震えたりしない。 決して喜んでるわけでもなく、 ただ、その両手を 天に向けて立ちつくしている。 失敗を恐れない王様のように、 真夜中をかけめぐる。 鬱病気味のオムライス夫人は、 脅迫観念で生きている。 大きなリボンを闇に結びつけろ。 今にも泣き出しそうな、 ただひたすら赤いリボンを。 立派な結び目は誇らしげに、 阿呆どもの同情をはねつける、 ひたすら赤いリボンだ。
月がグレープフルーツなの。 グラニュウ糖が舞い降りる、夜空。 マッシロな樹木は震えたりしない。 決して喜んでるわけでもなく、 ただ、その両手を 天に向けて立ちつくしている。 失敗を恐れない王様のように、 真夜中をかけめぐる。 鬱病気味のオムライス夫人は、 脅迫観念で生きている。 大きなリボンを闇に結びつけろ。 今にも泣き出しそうな、 ただひたすら赤いリボンを。 立派な結び目は誇らしげに、 阿呆どもの同情をはねつける、 ひたすら赤いリボンだ。
週末の閉店間近の喫茶店で 天使がさぼっている 窓際に戸惑いのシルエット 小魚に小骨を埋め込む手術 呪術のような無実の儀式 チキンナゲットに祈りを込め 小手先の優しさに決別を誓う 手羽先の持つところを残して 毒入りのナチョスを味見する スパンコールのかわりに...
明日飲み残されたビールの未来はオレタチが思っているほどヤワじゃない。射的で奪取できなかったエロジッポのため息は、静かに子供たちの耳たぶをかすめる。パテシエがこぼしたスペシャルソースは、乙女たちのハートではなく脳ミソに悪知恵をほのめかす。間違ったバイキングは、おかわりされない。お...
パーティーそらみた 青ざめた ためになった なかなかのなかになれ マシンガンが火を吹いて パーティーが幕を開ける アドベンチャーの記憶を 清潔なシーツに染めよう 酒瓶を天に放り込み マグマの蓋が割れる 一斤の角食に掲げたネッカチーフは 大いなる自由の印 すべてはまわり続ける...