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午後の憂鬱

さざなみのカーテン 陽射しがつくるライン シュガーパインと天ぷら ババアの小言にチューインガム 時代錯誤のウスターソース 夜よりもより遠い寄り道 あばきたいよ退屈な君の正義 シナモンスティックがあまっている 子機の調子わるいけどべつにいい 箱を買ってから使い道に迷う 決めつけた入口の奥は浅い 突然は不自然すぎる 愛嬌がなさすぎる 覚悟がないバカの声はでかい

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週末の

閉店間近の喫茶店で 天使がさぼっている 窓際に戸惑いのシルエット 小魚に小骨を埋め込む手術 呪術のような無実の儀式 チキンナゲットに祈りを込め 小手先の優しさに決別を誓う 手羽先の持つところを残して 毒入りのナチョスを味見する スパンコールのかわりに...

明日

飲み残されたビールの未来はオレタチが思っているほどヤワじゃない。射的で奪取できなかったエロジッポのため息は、静かに子供たちの耳たぶをかすめる。パテシエがこぼしたスペシャルソースは、乙女たちのハートではなく脳ミソに悪知恵をほのめかす。間違ったバイキングは、おかわりされない。お...

パーティー

そらみた 青ざめた ためになった なかなかのなかになれ マシンガンが火を吹いて パーティーが幕を開ける アドベンチャーの記憶を 清潔なシーツに染めよう 酒瓶を天に放り込み マグマの蓋が割れる 一斤の角食に掲げたネッカチーフは 大いなる自由の印 すべてはまわり続ける...

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